胃・大腸内視鏡検査
消化器内視鏡専門医の集団
当院は、日本消化器内視鏡学会認定指導施設であり、専門医や内視鏡技師が多数在籍しています。
また、指導施設の認定基準をクリアしています。
※内視鏡医師の指名も可能です。
胃内視鏡(胃カメラ)検査の流れ
検査前注意点
- 経鼻内視鏡検査をご希望の方で、鼻腔が狭く挿入困難な場合は、医師の判断により経口内視鏡となる場合もあります。
- 鎮静剤を使用するため、検査当日は、お車でのご来院はご遠慮ください。
- 首元、袖口、お腹周りなどゆったりした服装でお越し下さい。
- 歩きやすく、脱ぎ着しやすい靴でお越し下さい。(ヒールの高い靴、ブーツなどは適しません)
- 口紅、マニキュア、ジェルネイルは禁止です。
- 貴金属類はお控えください。
- 妊娠中、妊娠の可能性がある方、また授乳中の方は必ず事前に電話にてお知らせ下さい。
- ご高齢の方、未成年の方は付き添いの方と一緒にご来院下さい。
- 日本語が不自由な方は通訳が可能な方と一緒にご来院下さい。
ご予約
ご予約方法は下記の中からお選びいただけます
- 直接ご来院いただき、1階の総合受付にてご予約
- WEB予約
- LINE予約
- お電話でのご予約
事前検査
1最初に、1階総合受付にお越しください。
23階「胃・大腸肛門病センター」受付後、診察室へお越しください。
診察室で医師の診察を受けていただき、検査の予約をいたします。
その後「予約・説明ブース」にて、検査日の決定や、検査で必要な注意事項等をご説明いたします。
※すでに電話にて検査日が決定している方も、同様のご説明を行います。
検査当日
経鼻内視鏡
1最初に、1階総合受付にお越しいただき、問診票にご記入ください。
23階「胃・大腸肛門病センター」受付へ
ファイルをご提出後、待合室でお待ちください。
3診察室にお入りください。
ベッドに仰向けになり両方の鼻腔に局所血管収縮薬を点鼻します。
4
① 内視鏡を挿入するほうの鼻を選択します。
②鼻腔に表面麻酔剤を注入し、局所麻酔を行います。
③ 表面麻酔剤を塗った経鼻内視鏡と同じ大きさの専用チューブを挿入し、5分間留置します。
5
左側を下にしてベッドに横になり、胃の動きを抑える薬(抗コリン剤)・緊張を和らげる薬(鎮静剤)を注射します。
※高齢者や前立腺肥大症、緑内障、心臓病のある人、薬にアレルギーのある人などには使用しませんので、申し出てください。
6
細い内視鏡が鼻から挿入され検査が始まります。
※通常検査は、10~15分で終了します。
経口内視鏡(胃カメラ)
1最初に、1階総合受付にお越しいただき、問診票にご記入ください。
23階「胃・大腸肛門病センター」受付へ
ファイルをご提出後、待合室でお待ちください。
3診察室にお入りください。
上着を脱ぎ、メガネ等ははずし、ネクタイやベルトを緩めるなど、首やお腹の緊張を解いて、ゆったりとした格好になります。
4
検査の前に、胃の動きを抑える薬(抗コリン剤)・緊張を和らげる薬(鎮静剤)を注射します。 ※高齢者や前立腺肥大症、緑内障、心臓病のある人、薬にアレルギーのある人などには使用しませんので、申し出てください。
5
左側を下にしてベッドに横になり、検査が始まります。検査が終了するまで、医師の指示に従ってください。
検査後の説明
- 検査後、内視鏡室に隣接したリカバリー室でゆっくりお休みいただきます。
- 1時間ほどしましたら、内視鏡検査画像を見ながら、検査結果を詳しくご説明します。
- 当院では、検査終了後に患者様と一緒に「電子内視鏡検査システム」の検査写真を見ながら、詳しく説明することを心掛けています。
- 検査報告書はお一人お一人にお渡しいたします。
検査後の注意点
- 鼻を強くかまないでください。
- 検査後、1時間程度は飲食を控えてください。
- 組織検査を行った方は、お食事は2時間以上経過してからにしてください。
- 検査後2~3日は、アルコールや香辛料などの刺激物は控え、消化の良いものを召し上がるようにしてください。
- アルコール・運転(車、自転車、バイク)・高所での作業などは、検査当日終日禁止となります。
※検査内容によって注意事項(食事、運動、入浴など)が異なります。
看護師より検査後に説明を行いますので、注意をよく守って下さい。
大腸内視鏡(大腸カメラ)検査の流れ
ご予約
ご予約方法は下記の中からお選びいただけます
- 直接ご来院いただき、1階の総合受付にてご予約
- WEB予約
- LINE予約
- お電話でのご予約
事前検査
1最初に、1階総合受付にお越しください。
23階「胃・大腸肛門病センター」受付後、診察室へお越しください。
診察室で医師の診察を受けていただき、検査の予約をいたします。
その後「予約・説明ブース」にて、検査日の決定や、検査で必要な注意事項等をご説明いたします。(すでに電話にて検査日が決定している方も、同様のご説明を行います)。
大腸内視鏡検査を受ける際の注意点
検査前の準備について
下部(大腸)内視鏡検査は、大腸内をからっぽにして検査をおこなうため、前日から当日にかけて準備が必要となります。大腸の中に便が残っていると、検査の妨げとなり、検査を受けられない場合や正確な診断が得られないことがあります。
特に、普段便秘気味の方は検査2~3日前より便秘を整える努力をしていただくようお願いいたします。
例)水分を多く撮る、普段使用している下剤を飲むなど。
検査前日
検査前日の注意事項
- 検査前日は朝食から1日を通して検査食や病院からの指示に従った食事をしてください。
- 1日を通して水分はしっかり摂取してください。(水、お茶、スポーツドリンク)
- 夕食は21時までに済ませるよう心掛けてください。
- 夕食後30分以降に、ラキソベロン全てをコップ1杯の水(200ml以上)で薄めて服用してください。
※服用後、体調が悪くなった場合はすぐにお電話下さい。
(寺田病院:03-3898-5231 ※24時間対応可能です)
検査当日
検査当日の注意事項
- 午前中に検査予約をした方は、朝食を絶対に摂らないでください。
- 午後に検査予約した方は、腸管洗浄剤を服用する3時間前までに「おかゆ」「ゼリー」などの軽食を摂取してください。
- 水分(水、お茶)はできるだけ摂取してください。
- 常用しているお薬がある場合は、必ず医師や看護師に申し出て、指示に従ってください。
- タバコは吸わないでください。
- 検査当日は、安全にお帰りいただくために、自転車やバイクを含めた車両での来院はご遠慮ください。
服装について
- 検査台では靴を脱いで横になるので、脱ぎ履きがしやすい室内履きのご持参をお勧めしております。
- 検査着へのお着替えや、当院で腸管洗浄剤を服用される方は検査前に複数回トイレに通っていただく必要がありますので、動きやすい楽な服装でのご来院をお勧めしております。
- 安全のためヒールでの来院はお控えください。
検査当日の流れ
1最初に、1階総合受付にお越しいただき、問診票にご記入ください。
23階「胃・大腸肛門病センター」受付に、ファイルをご提出後、待合室でお待ちください。
※ご自宅で前処置の腸管洗浄剤を服用済みの方は、STEP3~4は行いません。
3
受付後に、前処置室にて腸管前処置剤(下剤)を服用していただきます。(自宅にて前処置を済ませることも可能です)
※男女別の前処置室を完備しております。
4
前処置室では、便の色が透明になるまでトイレに通っていただきます。
腸管内の洗浄が整い、検査が可能な状態かどうかを係の者がチェックします。
5
腸管洗浄が終了し、便の色が透明に近くなったら、ロッカールームにて検査着に着替えていただきます。
6
お名前が呼ばれたら内視鏡ブースに入り、ベッド(ストレッチャー)の上に横になっていただきます。
看護師が点滴をとり、血管内に薬(腸管の動きを弱め、検査中リラックスして楽に検査ができる)を注入します。
7
左側を下にしてベッドに横になり、検査が始まります。肛門から内視鏡を挿入していきます。医師がモニターに映る大腸の内部を隅々まで観察します。
検査時の送気の際に生体吸収性に優れている炭酸ガスを使用する事でお腹が張る苦痛も軽減します。
8
検査終了後は、リカバリー室にてゆっくりお休みください。
休憩後、ロッカールームで洋服に着替えてください。
※当日ポリープの切除も可能です。検査後、別日程でのポリープの切除もできます。
ポリープを切除する場合は、ポリープの数、大きさにより入院日数が決まります。
検査後の説明
診察室にて、医師から検査結果の詳しい説明があります
検査後の注意点
- 通常、飲食は1時間後から可能です。
- 検査当日のお風呂はシャワー程度にし、車の運転や強度の運動は避けてください。
- 検査終了後、気になる症状がある場合は、すぐに医師にご相談ください。
ご自宅で腸管洗浄材(モビプレップ)を服用される方へ
腸管洗浄剤の作り方
- 腸管洗浄剤を開封します。
- ☆印まで水を投入してください。
- キャップをしっかり閉め、上からパッケージを押していただくとA剤とB剤の隔壁が開通しますので、よく混ぜ合わせます。
- メモリ2ℓまで水を投入します。
- キャップを閉めた後、もう一度よく振り混ぜ、メモリ1ℓまで中身を捨てて下さい。
※1ℓ以上は絶対に服用しないようお願いいたします。 - 腸管洗浄剤の完成です。
※ 腸管洗浄剤を冷やして飲みたい方は、前日に作り、冷蔵庫に入れて下さい。
腸管洗浄剤の飲み方
- 当院が指定した日時になりましたら、腸管洗浄剤の服用を始めて下さい。
- 腸管洗浄剤をコップに移し、小分けにして服用します。
コップ1杯あたり10分~15分程度を目安に、約1時間~1時間半以上かけて服用。 - この際、服用した腸管洗浄剤の半分(500ml以上)の「水または、お茶」を必ず飲んで下さい。
- 通常、腸管洗浄剤を服用してしばらくすると便意を催します。
- 排便回数・便の状態を毎回確認し、薄い黄色で透明になったら検査可能となります。
- 下記の症状が起きた場合には、我慢せず直ちに服用を中止し、病院までご連絡ください。
(寺田病院:03-3898-5231 ※24時間対応可能です)
- 気分が悪い
- 吐き気がする
- 吐いた
- じんましんが出る
- 息苦しい
- お腹が痛い
- 顔が青ざめる
- 顔がむくむ
- めまいがする など
- 便がなかなかきれいにならない場合は、来院時間の1時間前にお越しください。
※腸管洗浄剤は絶対に1ℓ以上服用しないようお願いいたします。
ポリープが見つかった方へ
- 検査で切除が必要なポリープが見つかった場合、当日、検査中に切除するか、後日改めて切除をするかお選びいただけます。但し、切除した場合は、必ず入院が必要となりますのでご注意ください。
- 後日改めて、切除をする方は、検査後、入院予約をしてお帰りいただきます。
- 入院日数は、基本的に1泊ですが、ポリープの症状に応じて2~3泊と入院日数が増えることもございます。
また、ポリープが大きかったり、数が多い場合などの理由で検査中にポリープを全て切除できない可能性がございます。予めご了承ください。 - ポリープを切除した後は、食事・運動の制限や遠方の移動制限がございますのでご注意ください。