MRIを用いた全身がん検診DWIBS(ドゥイブス)をご存知ですか?
皆さんは、MRIを用いた全身がん検診DWIBS(ドゥイブス)をご存知ですか?
DWIBS(ドゥイブス)とは、
Diffusion-weighted Whole body Imaging with Background body signal Suppression(背景抑制広範囲拡散強調画像)の略で、
超急性期の脳梗塞の診断に有用な拡散強調画像を使用し、
全身のがん病変を検出することができる検査です。
所要時間は約30分。
同じく全身がん検査を行うことが出来るPET-CT検査と違い、
放射線の被曝がなく、
短時間で身体への負担を少なく行える検査として注目されています。
残念ながら寺田病院にはMRIが無いのですが、
サテライトクリニックの『日暮里健診プラザ』にはMRIの設備がありますので、
早速、検査を受けてまいりました。
まず、検査前日~当日の食事制限はありませんでした。
検査前の食事調整は意外と大変なので、とても助かりますね。
そして当日は検査着に着替えて、問診からスタートです。
ペースメーカーなど体内金属の有無や、カラーコンタクトを付けていないかなどを聞かれました。
磁場を利用し、高周波を人体に送ることで撮像する検査のため、確認が必要とのことです。
また、検査中は大きな音がするとのことで、耳栓を渡されました(ヘッドフォンの場合もあるそうです)。
問診が終わると、いよいよ検査です。
ベットの上に横になり、丸い穴の中に入って行きます。
検査中は穏やかな音楽が流れており、大きな音はそれほど気になりませんでした。
数回、15秒程度息を止める作業がありましたが、それ以外は何もすることがなく、すやすや寝てしまうほどでした。
放射線の被爆の問題や、注射をされることもないため、
痛みや痒みがなく、とても安心して受けることができました。
検査時間は30分程度で終了。
そのまますぐに帰宅することができました。
拘束時間が短いという点も、気軽に受けやすい検査ではないでしょうか。
今回受けた検査では
頸部~骨盤(頸部、乳房、肝臓、胆のう、腎臓、すい臓、脾臓、前立腺(男性)、子宮・卵巣(女性))まで
全身にがん組織がないかを調べることができます。
検査結果は後日送られてきます。
今回の結果は、明らかな悪性病変を疑う所見はないとのことでほっと一安心。
皆さんもぜひ、MRIを用いた全身がん検診DWIBSを受診してみてはいかがでしょうか。
DWIBS(ドウィブス )検査│日暮里健診プラザ | (nippori-kenshin.jp)