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胃・大腸肛門病センター

ソケイヘルニア

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ソケイヘルニア

装飾 ソケイヘルニア治療
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鼠径ヘルニアとは

昔から俗に『脱腸』と呼ばれており、お腹にある小腸などの臓器が太ももの付け根の筋膜の間から皮膚の下に出てくる病気です。立ち上がった時やおなかに力を入れた時に太ももの付け根が膨らんでいたら『ソケイヘルニア』の可能性があります。
ソケイヘルニアはおなかの中の構造物(内臓)が、腹膜の袋をかぶったまま筋肉の裂け目(筋肉の穴)=ヘルニア門から外側に飛び出した状態です。

ソケイヘルニアに気付くのは?

立ち上がった時やお腹に力を入れた時にそけい部に柔らかな腫れを感じます。
最初は、指で押さえると引っ込みますが、次第に不快感から痛みになり、腫れが硬くなったり引っ込まなくなったりします。(かんとん状態)
若い人の場合は入浴中などリラックスした時に「腫れ」「膨らみ」に気づくことが多いです。ただし、横になるとはみ出していたものが体内に戻り膨らみがなくなるので見逃してしまうことも少なくありません。
小児の場合は、入浴時や泣いたときにそけい部の膨らみを親が発見することが多いようです。

ソケイヘルニアの症状

ヘルニアの内容物が出たり入ったりしている間、症状は膨らみや軽い痛み、つっぱりなどの鈍い痛みだけです。
しかし、内容物が飛び出して戻らなくなってしまうと大変です。そのような状態を"嵌頓(かんとん)"といいます。

わかりやすくたとえるならば・・・
指輪が取れなくなって腫れてしまった指を思い出してください。指輪が筋肉です。指輪により絞められた指先は腫れて血液が通わなくなってしまいますからそのままにしておくと指先が腐ってしまいます。
ソケイヘルニアの"嵌頓(かんとん)"も同じです。筋肉により絞められた内容物が腸であった場合は腸が腐ってしまい、穴が開き腸内からお腹の中にバイ菌がばら撒かれてしまい『腹膜炎』という命にかかわる重篤な状態になってしまうのです。
痛みがある場合には緊急の還納(元に戻すこと)が必要です。
発症より時間が経過している場合は腸管壊死・穿孔の危険もあり、緊急手術が行なえる施設への受診(医療機関としては搬送と慎重な対応)が必要です。

ソケイヘルニアの治療

ヘルニアの治療は基本手術をしないと根本的な治療にはなりません。
一度断裂してしまった筋層は、いくら安静にしていても、薬を飲んでも、ヘルニアバンドをしていても元通りくっつくことはないのです。"嵌頓(かんとん)"状態になる前に手術により断裂された筋肉を修復してあげることが必要なのです。

臍(へそ)ヘルニアとは

あなたもへそ美人を目指そう!

お臍(へそ)の仕組みと構造
『でべそ』を語る上でまず、お臍(へそ)の知識から入りましょう。そもそもお臍(へそ)は、赤ちゃんが生まれたときにお母さんと繋がっていた臍帯(へその緒)といわれている部分が残っている部分です。
通常は切断された後に、乾燥脱落した断端が収縮して陥凹(かんぼつ)した状態となります。
しかし本来、陥凹すべき部分が陥凹しないで、逆に突出していることがあり、この状態を臍突出症と呼んでおり、俗に言う『でべそ』です。

『でべそ』には簡単に以下の2つに分けられます。

  • 単純に皮膚だけが飛び出しているもの(臍突出症) ・・・一般的な「でべそ」
  • ヘルニアを伴うもの・・・臍(さい)ヘルニア

なぜ『でべそ』になってしまうのでしょうか?

臍帯が腹腔内から体外に出る部分は臍輪と呼ばれていますが、そもそも臍輪は、硬い線維からなり、臍帯の周囲をしっかりと輪状にとりまいています。それによって腹腔内容(胃や腸)が体外に飛び出ないように維持しているのです。先天性(生まれつき)の場合、ほとんど小児期に正常の陥凹した臍となります。しかし、一見治ったようでも臍輪は、薄く脆弱であり、成人で、妊娠や肥満が原因で腹腔内圧が上昇すると、臍ヘルニアを生ずることがあるのです。成人例では、腹腔内圧上昇の原因がなくなっても、改善せず、ヘルニアが残存する場合があります。

「単純に皮膚だけが飛び出しているもの」・・・一般的な「でべそ」

臍輪が閉じており、瘢痕組織だけで皮膚が押し上げられ、臍突出を呈しているもので一般的な「でべそ」です。(臍突出症)

「ヘルニアを伴うもの」・・・臍(さい)ヘルニア

臍輪が開いており腹腔内容が皮膚、腹膜に包まれた形で脱出しているもので「臍ヘルニア」と呼ばれています。
でべそのタイプにより、手術の適応、方法が違います。

手術の適応

基本的に『でべそ』は機能的には障害がないため、形態的な改善のための手術です。しかし、臍ヘルニアは、形態だけでなく機能的な理由により手術を必要とします。

手術方法

基本的には"突び出した部分の処理"をしたあと、陥凹した臍を再建(作り直し)します。

『臍ヘルニアを伴うでべそ』の手術は保険適応可能です。

一般的な『でべそ』(臍突出症)の手術はいわゆる”美容形成手術”ですので残念ながら保険適応にはなりません。まずは当院に一度ご相談ください。

腹壁ヘルニアのタイプ

腹壁ヘルニアは主に以下の3つのタイプがあります。

正中腹壁ヘルニア

大部分はお臍(へそ)より上で、白線ヘルニア・上腹壁ヘルニアともいいます。壮年男性に多いとされています。

側腹壁ヘルニア

腹直筋鞘の外側近くの腹横筋という筋肉が腱膜にくっつく部分に発生し、半月状線ヘルニアともいいます。比較的まれで、多くは高齢女性に見られ、ヘルニア門(ヘルニアが出る穴)は2cm以下と小さいので嵌頓(かんとん)と言って飛び出したヘルニアが元に戻らなくなってしまう危険があります。

腹壁瘢痕ヘルニア

おなかの手術・外傷による手術の瘢痕部より生じるヘルニアで最も多い腹壁ヘルニアです。
おなかの手術が終わりおなかを閉じるときに筋肉や腱膜部を縫合しますが、それが確実に癒合しないことによって起こるものであり腸管が脱出して皮膚を押し上げる状態です。内容(ヘルニアの中身)は小腸や大網が多いですが大腸(結腸)であることもあります。
症状としては手術の瘢痕部における腫脹がほとんどであり、立位や腹圧をかけると著明に出ます。時に腹痛や便秘の原因にもなりますが無症状のことも多いです。しかし時にこの部分の癒着に起因して腸閉塞を示し緊急の外科的手術が必要になることもあります。

臍(さい)ヘルニアの治療法

ヘルニアが無症状の場合は特に治療を行う必要はありません。しかし、人の疾患におけるわずらわしさは個人差があり、根治的に治すには外科的手術しかありません。腸閉塞を起こしたり痛みを生じたりお腹に力がしっかり入らない為に不具合を感じるようになったら手術をすべきであると思われます。

腹部筋肉層の解剖

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